警備員採用に繋がる志望動機の書き方のポイント
人材を採用する警備会社にとって戦力として会社に貢献してくれる人材を求めているので、求める要求に応えてくれそうな人を採用します。面接の際に見られる点は幾つかありますが、その中でも重要な部分が志望動機です。ここでは人事の人が採用したいと思わせる志望動機の書き方を紹介します。
警備員の仕事を理解した志望動機にする
警備の仕事をするのであれば、当然警備員が何の為の仕事であるのかを理解しておかなければなりません。警備員は依頼を受けた企業などの安全と財産を守るのが仕事です。そういった事に共感を示し、自分もその一員として活躍したいというのは警備員を志望する大きな動機となりますし、採用側もそういった人材を求めています。
まずは警備員という仕事そのものに意義や魅力を感じたという点は伝えたい所です。書き方は色々とありますが、あまり大げさに表現するのもわざとらしくなってしまいます。警備という安全を守る仕事に興味を持ち、自分に向いている仕事だと感じたといったように書くのがおすすめです。
職を持って自身の生活を安定させたいなどの気持ちはあっても、それと同時に警備会社に所属する一員として会社と取引先の利益に貢献したいという思いを表す事が大切です。その上で自分の考えた他の動機を付け足していくと、しっかりとした志望動機となるでしょう。
自分の希望をいかに志望動機に取り入れるか
警備員を希望する時、色々な点を考えた上で応募します。暮らしていくには給与も当然重要ですし、自宅から勤務地の距離や休日を重視する人もいるでしょう。そういった自分の希望を上手く志望動機に繋げていくのも一つのテクニックです。
給与面が良いと思った場合は、待遇面の良さを素直に伝えるのは悪い事ではありません。付け加えて、安心して仕事に打ち込めるなどと書くのもおすすめです。家庭を持っているのであれば、生活を安定させたいという理由はもっともですし、家族を支えいかないといけない人なら長く続けてくれるだろうというアピールにもなります。
自宅から勤務地が近い事や休日を重視しているのであれば、それをそのまま伝えるのも良いのですが、生活のリズムが取りやすく、体調が良い状態で毎日働けると書けばアピールとして使えるようになります。警備の仕事は体力を使うので毎日の体調管理が重要です。こういった感じで自分の希望を警備員に必要なものと結び付けるのがおすすめの書き方です。
表現の仕方によって良くも悪くもなる
警備員の仕事にも良い部分もあれば逆に大変な面もあります。志望する人もそういった魅力的な部分に惹かれて警備会社の面接を受けるのですが、それをそのまま伝えてしまうと逆効果になってしまう場合もあります。
例えば仕事が楽そう、簡単そうなので自分にもできそうみたいな動機では断られてしまう事がほとんどでしょう。しかし自分が魅力に感じた部分は動機としても伝えやすいので、こういった時は上手くかみ砕いて相手に好感を持たれるような言い回しにしましょう。
例えば楽そうという部分は、身体的な負担が少なく長く続けられそうと言い換える事ができますし、簡単そうという部分は決められた仕事をきちんとこなすのは自分の性格に向いていると表現すれば採用する側にとっても長く続けてくれて仕事をしっかりしてくれそうだという印象を与える事ができます。
履歴書に志望動機を書く前にまず下書きをして、上手く相手に伝わるだろうかと確認してから清書を行うようにしましょう。
志望動機を考える時は、まず雇う側の気持ちになってどういった動機であったら採用したいと思うか考える事が大切です。可能であれば第三者に自分の志望動機を見て採用したいかどうか聞いてみるのがおすすめです。