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警備会社の選び方や注意点

公開日:2019/12/15  最終更新日:2020/02/21

これから警備員として働きたいと考えているのであれば、まずは警備会社を選ばなければなりません。警備会社により給料や勤務地、勤務時間が異なり、さらには求人情報には載っていないことまで確認しなければならないポイントもあります。

選び方を間違えてしまうと、思っていたものとは違ってすぐにやめてしまうかもしれません。

自分の体力に合った現場を探すようにしよう

基本的に警備員の仕事は体力が必要であり、体が資本となります。勤務時間中には、一日中立ちっぱなしであったり、歩きっぱなしになる現場も多いです。時と場合によっては、雨や風が強い中での勤務もあるでしょう。このような現場で働くことで、すぐに体を壊してしまっては、この仕事を続けていくことができません。

このようなことから、自分がどのような現場であれば健康的に働くことができるのかを、重視する必要があります。体力にあまり自信がないのであれば、ビルの夜間警備や施設内の巡回警備などを選ぶのもおすすめです。これらの仕事であれば天候に左右されることもなく、それほど体力を消耗することもありません。

反対にきつい現場の場合には、その分報酬も高くなる傾向にあり、特別手当などが追加されるケースも見られます。健康に問題がなく、体力に自信があるのであれば、このような比較的ハードな警備会社を選ぶのもおすすめでしょう。

勤務時間や人間関係についても把握しておきたい

ほかの職業と比べた場合、警備員の仕事は比較的不規則な時間帯に働くケースも多いです。特に夜勤や日勤が混在する職場の場合には、生活リズムを整えることが難しくなり、場合によっては体調管理に支障をきたすかもしれません。日勤と夜勤で給料が変わらないような警備会社は、仕事選びの時点で除外した方がよいかもしれません。

そしてどのような仕事においても、職場の雰囲気は重要視されることでしょう。これは警備員にも同じことがいえ、警備員同士のコミュニケーションが活発な会社の場合には、人間関係は大きく影響することになります。

複数の警備員で同じエリアを担当する場合には、入念な報告や連絡をかかすことはできません。従業員同士が信頼感を持ち合わせていなければ、精度の高い仕事はできないということです。

人間関係が良好な職場であれば、従業員同士の絆も強く、人の出入りも少ない傾向にあり、おすすめの職場と言えます。頻繁に求人を出しているような警備会社は、十分な注意が必要です。

求人欄から注意したいポイントを見極めよう

警備会社を選ぶうえで、求人欄で気をつけて見ておきたいポイントがいくつかあります。その一つ目が実働時間と拘束時間です。警備員が行う業務の中には、24時間体制など、長時間にわたって仕事をする現場も数多く見られます。

このような場合には、複数の従業員が、交代で休憩を取りながら業務にあたることになりますが、24時間勤務における休憩時間や仮眠時間は警備会社により扱いが微妙に異なります。どのような扱いになっているのかを、事前にしっかりと確認しておきたいところです。

また求人欄を見て交通費が支給されるとの記載があっても、安心してはなりません。重要なことは、かかった費用のすべてが支給されるかということです。勤務場所により1日1,000円以上かかる現場も多いことでしょう。それなのにも変わらず、交通費の支給が1日に500円までだと決まっていれば、それ以上を自費で負担しなければならないのです。このような交通費の支給額をチェックすることで、無駄な出費を抑えることにもつながります。

 

警備員として長く働きたいと考えているのであれば、従業員の立場に立って考えてくれる警備会社との出会いは必要不可欠と言えます。これらの条件や注意点を踏まえて仕事選びをすることによって、自分にとって理想的な警備会社を見つけることができるでしょう。

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