警備員経験者は優遇される！上手なアピールのポイント

これから警備員になりたいと考えている人は、アピールポイントのコツを知っておきましょう。今回は採用率を上げるために行いたいこと、警備経験をアピールするメリット、警備員に向いている性格・適性などについて説明します。応募者が殺到する状況ではいかにライバルに勝つかが重要になりますので、ぜひ参考にしてみてください。

警備員の経験者なら採用率は極めて高い

警備員の仕事は年間を通して募集されており、とくにアルバイト案件は豊富です。本格的に警備業界に転職するのもありですし、つなぎの仕事として入職する人もいます。警備会社では警備関係の資格所有者を優遇してくれますが、資格がなくても問題ないケースは少なくありません。

この仕事はやる気・適性が重要であり、相性の良し悪しはわかれる傾向があります。一般的に忍耐強い人、外仕事が苦にならない人、コミュニケーション能力に長けている人などは向いています。過去に警備業に従事していた人は優先的に採用してもらえるでしょう。3年以上の勤続期間があればプロとして認識してもらえるはずです。

接客・営業の仕事に従事していた人は、コミュニケーション能力が高いと判断されやすいです。警備員は無資格・未経験でも問題なく入職できますが、一方で人間性は重視される傾向があります。人と接するのが好きという人は、そこを強くアピールしておくといいでしょう。

忍耐強い性格の人は好まれる傾向がある

警備員は運転手や歩行者と会話する機会が多いです。口は災いの元といわれますが、運転手や歩行者とトラブルになってしまう原因には、警備員側の対応力の問題もあります。売り言葉に買い言葉で、ついつい厳しい口調になりそうな状況はあるかもしれませんが、こうした場面でも冷静に対応できる人が優遇されます。

たとえば電話応対の仕事を例にしても、お客様に対して高圧的に叱りつけるような対応をしていれば職場から注意されるでしょう。警備員の仕事は人と会話をする状況が多いので、相手を怒らせない話術が必要になってきます。

たとえば工事現場で歩行者誘導をする場合は、男性より女性のほうが適任だといわれています。女性は話し方が柔らかい人が多く、また声が高くて聞き取りやすいのが理由です。警備員の多くは男性ですが、近年は女性の隊員も着実に増えてきています。

真面目な性格の人は採用されやすい

どのような仕事にもいえますが、警備員の場合はとくに真面目であることが重視されます。話し方が丁寧でコミュニケーション能力が高いことはもちろん、服装・身だしなみがしっかりしていることも重要です。

警備員の仕事には施設警備や雑踏警備・交通誘導警備などがあります。これらの職種はよく募集されており、採用率は高い傾向がありますが、性格に難があると判断されると不採用になる可能性が高いです。警備会社は真面目にコツコツと頑張れる人材を求めているため、真面目さに自信のある人はアピールしておきましょう。

たとえば遅刻をしたことがない、人間関係でトラブルを起こしたことがない、誰に対しても人見知りせずに対応できる、といった強みがあるならば伝えておいてください。警備関係の仕事は高採用率を誇りますが、募集人数を上回る応募が合った場合は、応募者全員を比較検討して厳選されます。経験者はその旨を伝えるだけで、他の人より有利になるでしょう。

警備会社に応募するときは、経験者が優遇されるのは間違いありません。警備業のイロハを熟知している人材を雇用することは、職場側から見ても楽だからです。忍耐力のある人、真面目な人なども警備員に適しているため、これらに自信のある人は履歴書や面接などでアピールするとよいです。

どのような職業にも共通しますが、自分を上手にアピールできる人は採用されやすくなります。採用の可否を決めるのは職場ですが、相手の意思を動かすのは自分自身だと考えてください。